フッ素は強力なむし歯予防のパートナー!
- oyadentalclinic
- 8月1日
- 読了時間: 4分

こんにちは、育休中の
歯科衛生士の森田です!
口を開けば"暑い〜"という言葉が
出てしまうほどに
連日の猛暑で体力を奪われる日々ですね!
スコールや台風などの強風、大雨で
災害が起きやすい時期でもあります☔️
熱中症はもちろん災害対策にも
十分に気をつけながら
お過ごし下さい。
そんな私は出産後1ヶ月経ち
体力が少しずつ回復してきました!
赤ちゃんもすくすくと
大きくなってくれています👶
仕事やスタッフの皆や
患者様を恋しく思う日々ですが
今しかできない育児も
楽しみながら過ごしたいです✨
そして夏は、アイスやジュースを
口にする回数が増える季節ですね🍦
虫歯になりやすいタイミングでもあります!
そんな今回のテーマは
【フッ素について】です!

みなさんは「フッ素」と聞いて、
どんなイメージをお持ちですか?
「虫歯にいいらしい」「歯医者さんで塗るやつ」「でも、なんだか体に悪そう?」
…そんなふうに思っている方も
少なくないかもしれません。
今日はフッ素のことを正しく知って
歯と健康を守るヒントをお伝えします🦷
【フッ素の働きとは】
フッ素は、自然界にも存在する
「ミネラル」の一種。
しかし歯にとっては
エナメル質を強くしてくれる
頼れる味方なんです。
虫歯は口の中の細菌が
酸を出して歯を溶かしてしまう病気。
でもフッ素には
✅ 歯の表面を硬くする(再石灰化を助ける)
✅ 虫歯菌の活動を抑える
✅ 酸に溶けにくい「フルオロアパタイト」に変える
といった働きがあります。
つまり、虫歯になりにくい
環境をつくるサポート役なのです!
【フッ素の安全性と使いすぎるとどうなる?】
歯科衛生士をしているとお子さんの
健康を心配するお母さまから時々
「フッ素って毒なんじゃないの?」という
質問をされることがあります。
たしかに、フッ素を大量に
摂取すれば体に悪影響がありますし
成長期の子どもが過剰に
フッ素を取りすぎると
歯の表面に白いスジや斑点ができる
歯のフッ素症(斑状歯)になることも。
でも心配はいりません😊
正しい量・使い方を守れば
健康への悪影響はありません。
【正しい歯磨剤の量と使い方とは】
ここで、年齢別に正しい歯磨き粉の
使い方を簡単にご紹介します。
歯が生えてから2歳のお子様
→950pmの子供用歯磨き粉
1〜2mm程度(米粒大)
子ども(3歳〜5歳)
→950ppmの子ども用歯みがき粉
5mm程(グリーンピース大)
6歳〜大人:1450ppmの
歯みがき粉を1.5〜2cm程
(歯ブラシに半分から全体に)

そしてよりフッ素の効果を高める秘訣は
少量のお水でうがいは1回だけ!
フッ素をお口に残すのがポイントです✨
【歯科専売!おすすめ歯磨剤】
最後に
当院おすすめの歯磨き粉をご紹介します。
“フッ素の停留性がいい”と歯科界隈でも
人気の歯磨き粉それは
チェックアップシリーズです!
年齢別にご紹介します。
歯が生えてから2歳ごろまでの
お子さんにおすすめなのが
チェックアップgel!
泡が立たないジェルタイプで
うがいができないお子様にも
不快感なく使用できます。
磨いた後に塗る「仕上げジェル」としても
おすすめです◎
当院ではぶどう味を販売しております!

うがいができるようになった
3〜6歳までのお子様におすすめなのが
チェックアップkodomo!
低発砲、低研磨の歯磨剤で
いちご、りんご、ぶどうの
3種類があります。

そして最も広い世代にご使用頂ける
チェックアップstandard!
こちらは私も普段使いしております🦷
ミント味がきつくなく、爽やかな
風味です。低発砲の為気持ち悪くならずに
長時間磨くことができます。

そして最後に歯茎が
下がってきた方におすすめなのが
チェックアップrootcare α!
歯茎が下がって露出した根面(象牙質)にも
やさしい設計になっており
ご高齢の方や知覚過敏のある方にも非常に
おすすめです。
ジェルタイプで研磨剤不使用です。

【フッ素は強力な虫歯予防のパートナー!】
歯科医院で塗布することのできるフッ素は
実に9000ppmと
濃い濃度のフッ素が含有されています。
これは3ヶ月に一度程塗布することで
非常に高い虫歯予防効果があります。
お子さんはもちろん、成人の方でも
高齢者の方にも効果があります。
そして保険適応で塗布することが可能です。
ぜひ定期検診と共に
フッ素塗布を受けましょう😊🦷
フッ素は、正しく使えばとても頼もしい
「虫歯予防の味方」です。
怖がらずに、賢く取り入れていくことが
とても大切ですね。
また、使用方法や使用量によっても効果が
大きく変わりますので
ぜひ今回の記事を参考にして
日々のお手入れに、活かしてみてくださいね!
最後までお読み頂き
ありがとうございました。
それではまた次のブログで😊✨
以上、歯科衛生士森田でした。
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