歯石とりの痛みの原因と対策
- oyadentalclinic

- 14 分前
- 読了時間: 4分

こんにちは😊✨
歯科衛生士の森田です!
さて、あっという間に冬本番の12月。
2025年も残すところあと1ヶ月ですね!
私自身、今年は初めての
妊娠・出産・育児を経験し、
大きく環境が変わった一年でした🤰👶✨
皆様はどんな一年を
お過ごしでしたでしょうか?
残り一ヶ月もどうか健やかに、
気持ちよく走り抜けたいですね🏃♀️💨
師走といえば、
何かとバタバタして歯科の予約が
後回しになりがち。
ですが、年末年始に
「急に歯が痛くなったらどうしよう」
と心配してご来院される方も増える時期です。
そんな中、よくいただく質問が
「歯石取りって痛いんですか?」 というもの。
実は、歯石取りの痛みは
“歯ぐきの状態” や “歯石の付いている場所” によって大きく変わります。
そんな今回は
【歯石取りの痛みの原因と対策】
についてお話したいと思います!

✔ 痛みが出やすい3つの理由
『昔に歯のお掃除をしてもらった事があるけど
すごく痛くて嫌だった..。』
そんな風に仰る方は実際とても多いです。
それらの原因は以下の3つが
考えられます🧐
① 歯ぐきが腫れている(歯肉炎・歯周病)
強く炎症している部分に器具が触れると
チクッとした痛みと出血があります🩸
歯周病が進行しているほど
痛みを伴いやすいです⚡️
② 歯肉の下に歯石が深く付いている
歯茎の下に隠れている歯石は
非常に硬くこびりついている為
炎症が強い場合が多く
痛みが伴うことがあります⚠️
③ 知覚過敏がある
冷たい水や機械の振動に反応して
「キーン」としみることがあります⚠️
✔ 痛みを軽減する
最新器具
「キャビトロン」
当院ではそういった痛みを軽減した
超音波の振動が細かい
“キャビトロン”を使用しています🦷✨

キャビトロンのメリットは以下の4点です!
歯面に優しい
不快な音が少ない
温水でクリーニングできる
効率よく歯石を取り除くことができる
キャビトロンを使用した
歯のクリーニングでは
“痛みが少なかった”
“音や振動が優しくて辛くなかった”
などというお声をたくさん頂きます✨
✔ 歯石取りの実際の流れ
口腔内チェック(歯ぐきの腫れ・歯石量・ポケット深さ)
歯茎の炎症をみる歯周ポケット測定検査は
健康な歯肉では痛みを伴いません。
炎症している歯肉はチクッとした
感覚があります⚠️
2.キャビトロンで歯石を除去
細かい超音波の出るキャビトロンで
効率よく歯石を取ります。
知覚過敏の症状のある方はお湯を使用して
歯石取りを行うこともできます⭕️
3.歯面の研磨(PMTC)でツルツルに整える
日々のセルフケアでは取れない
汚れを徹底的に取り除き
歯の面をツルツルに仕上げます🦷✨
痛みを伴うことはなく
むしろ気持ちがいいです✨
4.歯茎の状態説明&セルフケアのアドバイス
現在の状態や今後の治療方針
正しいセルフケアをアドバイスします💡
トータルでおよそ所要時間は
30分〜45分程度です。
✔ 痛みをできるだけ減らす対策
① 我慢せずすぐ伝える
このくらい我慢しなきゃ..と痛みに耐えて
クリーニングを受ける必要はありません🙅♀️
痛みを感じたらすぐに
衛生士にお伝えください。
② 必要に応じて表面麻酔や局所麻酔
痛みが強い場合は麻酔を使用して
歯石を取り除くことも可能です💡
③日頃のケアが一番の痛み予防
歯ぐきが健康なほど痛みは出にくくなります。
正しいブラッシングと
フロスや歯間ブラシも活用する事で
驚くほど歯のクリーニングの痛みが減ります✨
ただ歯のクリーニングの前日に
一生懸命磨いても
すぐには歯茎の炎症は引きません🙅♀️
日々の丁寧なセルフケアが最も大切です♪
✔ まとめ
年末の大掃除も、サボっているところほど
大変になりますよね🧹💨
それはお口の中も同じで
歯ぐきの状態や歯石の量によって
クリーニング時の痛みや負担は
大きく変わります🦷⚡️
痛みを減らす一番の近道は
日々のセルフケアと
定期的なメンテナンス。
こまめにケアすることで、
「歯石とり=痛い」という
イメージがガラッと変わる方も多いです✨
「痛いのが怖い…」
「年末のうちにお口もスッキリさせたい」
そんな方は、どうぞお気軽にご相談ください😊
今年頑張ったお口の中もきれいに整えて
気持ちよく新しい年を迎えましょう🦷✨
最後までお読み頂きありがとうございました。
以上、歯科衛生士の森田でした。








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