歯のステイン(着色汚れ)について

こんにちは、育休中の

歯科衛生士の森田です☺️！

お盆も過ぎ、9月に入りましたが

まだまだ猛暑続きの毎日ですね☀️

私の近況と致しましては

出産して2ヶ月が経ち

既に赤ちゃんは生まれた体重の

2倍以上の体重になりました👶✨

成長の速さに驚かされます😊

毎日赤ちゃんのお世話に追われながらも

成長を間近で感じられる

貴重で幸せな時間を過ごしています👶✨

まだまだ暑い日が続く中

赤ちゃんを抱っこしていると

汗だくになることもしばしば…。

そんなとき、冷たいアイスコーヒーや

アイスティーを飲んで、ひと息つくのが

私の小さな楽しみです。

きっと皆さんも、この夏は冷たい飲み物を

口にする機会が

多かったのではないでしょうか。

でも、コーヒーやお茶などの飲み物は

実は歯に「ステイン（着色汚れ）」を

つけやすい原因のひとつなんです。

そんなわけで今回はステインについてのの

お話をしたいと思います！

【ステインとは？】

ステインとは

コーヒー、紅茶、ワイン、カレーなどの

色素の強い飲食物で付着する

外因性の着色汚れのことです。

タバコによるヤニ汚れも代表的です🚬

歯そのものが変色しているのではなく

歯の表面に色素が沈着している状態です🦷

「歯が少し黄ばんで見える」

「前よりもくすんで感じる」

…もしそんな変化に気づいたら、

よく摂取する飲み物や、食べ物の色が

ステインとして付着しいることが

影響しているのかもしれません。

【ステインはどうしてつきやすくなるのか？】

歯の表面を覆う唾液由来の成分の

「ペリクル」という膜に色素が

吸着することでステインがつきます。

また

✅加齢や唾液量の減少

✅歯磨き不足

✅✅研磨剤の強すぎる歯磨き粉の使用

などが原因でさらに付着しやすくなります⚠️

【色をつきにくくするための予防法】

ではどのようにすれば

ステインがつきにくくなるのか🤔

ご自宅でできるステインをつきにくくする

予防方法を3つお伝えします！

1.濃い飲み物を飲んだ後は水ですすぐこと

せっかくコーヒーなどを飲んだ後に

口をゆすぐのはコーヒー好きの私としては

風味や余韻がもったいないような気がしますが

実はステインをつきにくくするには

とても有効的な手段です☕️

また、ストローを使って飲むことで

歯に直接触れるのを防ぐこともおすすめです！

2.歯を強く磨きすぎないこと

硬い歯ブラシや

研磨剤の強い歯磨き粉を使用することの他に

力強くブラッシングすることで

エナメル質の表面に小さな傷がつき

ステインがつきやすくなります。

普通〜柔らかめのブラシを

使用することや正しいブラッシング圧を

意識して磨く習慣が

ステイン予防につながります😊

3.ステインに特化した歯磨き粉を使うこと

これが最もステインをつきにくくする

効果が高い予防方法です。

ぜひこれらの成分が入った歯磨剤を

お試しください。

1.ポリリン酸ナトリウム

• ステインを浮かせて落とす効果

2.ピロリン酸塩（ピロリン酸ナトリウム )

• ステインを分散・除去する作用

• ポリリン酸と似ていて沈着の原因をブロック

3.ハイドロキシアパタイト（薬用ハイドロキシアパタイト）

• 歯の表面の微細な傷を修復してツルツルに

• 汚れや色素の付着を防ぐ

4.ポリエチレングリコール(PEG400)

• タバコのヤニ汚れに効果的

そしておおやデンタルクリニックでは

8月から新たにこれらの成分が

入った歯磨剤を導入しました！

🦷ブリリアントモア🦷

《効果・成分》

ポリリン酸ナトリウムと

ピロリン酸ナトリウムが配合されており

歯科でのクリーニング後に

使用を続けると歯の白さが長持ちします✨

🦷ルシェロ ホワイト🦷

《効果・成分》

弱アルカリ性のpHでステインを浮かせやすく

歯を傷つけにくい清掃剤の

「Lime粒子（炭酸カルシウム）が

配合されています✨

ポリエチレングリコールの配合で

タバコのヤニ汚れにも効果的 です🚬

🦷リナメルホームケアペースト🦷

《効果・成分》

ハイドロキシアパタイト配合で

歯の表面を艶やかにし

ステインのつきにくい歯に仕上がります✨

ホワイトニング後の使用にもおすすめ！

【歯科でできるケア】

強固についてしまったステインは

歯磨剤によるブラッシングのみでは

落ちないこともしばしば。

歯科医院でのクリーニング（PMTC）では

専用の機械やペーストを使用します。

歯の表面をツルツルに磨き上げることで

ステインがつきにくくなり

「歯の本来の色」を取り戻すことができます✨

【まとめ】

ステインは、毎日の生活の中で

少しずつついてしまうものです。

しかし自宅でのちょっとした工夫と

歯科医院でのプロのケアを組み合わせれば

明るく清潔な口元を保つことができます。

歯の色味が気になっている方は

ぜひお気軽にご相談ください🦷✨

最後までお読み頂き

ありがとうございました。

それではまた次のブログで☺️✨

以上、歯科衛生士の森田でした。